テントアカペラベスト15
（2002年１月29日・HEP HOLE）
久しぶりの生テント、それもアカペラ15曲歌うらしい。
かなり直前にヘップ予約したのだが、しっかり前売ゲット。
当日は５時に受付開始。整理券22番をゲット。今までの経験上から言うとほぼ見やすい席当確。
６時半入場。回を重ねるごとに主催者側の整理もうまくなっていて、スムーズな入場。
硬い椅子で30分待ち、７時。
いつもの大股歩き大手振りでテント入場。
「は、お笑い界のハリーポッター、テント。」で、いきなり笑いが起こる。テントがハリーポッター知ってる（爆）。
最初はいつものテント漫談。例によって「そんなんでね。どんなんや。そんなんですよ。どんなんや。ウィ、ウィ、ウィ！」を間に入れとこ思いながら、タンタンタンタンと話を進める。
だが、今回はこれがメインではないのでチョッといつもより短め。時事ネタのえべっさんとかも入れ、短い時間の中にお約束のギャクを一通り入れて急ぎ足の趣。
メインのアカペラが15曲もあるのが気になっている様子。今回は舌をかみ苦笑いというのがやけに多いのが気になった。でも、落語で言えば枕みたいなものですから、いいんですよ。低い枕やなあ。
恒例の間奏ビデオ。レアな映像を毎回流してくれるが、今回はかなり前に放送されたと思われる「吉本１の貧乏芸人を探せ！」。レポーターの桂小枝がものすごく若い（笑）。
Mr.オクレから始まり、自分よりさらに貧乏な芸人を紹介していくという番組。８人目の真打としてテント登場。１ヶ月の収入０円（！）というところでみな大爆笑。
言うときますけど、テントさんなかなか生で見れませんよ。テレビでも見れませんよ。どこで見るんや。ここで見るんですよ。
その後、アカペラ第１部。「わらびもち」にも収録されているテントさんが最初に作った曲「泳げテントちゃん」。CDは伴奏付なのだが、今回はもちろん「タンタンタンタン！」と伴奏なしで自分のペースで歌う。
５曲を一気に歌ってしまう。「まだあと10曲ありますからね」。先が心配だ。
次は「テントの部屋」。テント初司会（笑）。
落語作家の小佐田定雄さんがゲスト。司会なのに自分のギャクを間に入れながらのはちゃめちゃな進行。いつのまにか司会とゲストが入れ替わってる。
小佐田さん曰く、「テントさんの漫談はお客さんと２人で行う漫才です。テントさんがボケてそのボケに観客が心の中でツッコミ入れながら見ないといけないんですよ。だから見ていて疲れる（笑）。」
テントさんの師匠上岡竜太郎も同じ事を昔話していたそうだ。
さらにアカペラ第２部の５曲。そろそろ「〜に歌いたい」のネタも尽きてくる。
新曲も登場するが、ちょっとイマイチかも？
ここで更に特別ゲスト。漫才コンビを組んでいた頃のテントさんの映像。しかしネタは今と全く同じ。15年の年月を全く感じさせない。
これは以前も一度見た事があるのだが、ボケと突っ込みが全くかみ合わない奇妙な漫才（と呼べるかも謎）が面白くてたまらない。
いよいよ最後の第３部５曲。もうはっきり言ってバテバテ。何とかトロピカルに歌い上げているのだが。
最後の１曲を歌い終えた時のテントさんのほっとした顔が印象的。
もちろん最後のアンコールは人間パチンコ。今回はなぜかいきなり３桁フィーバーのはずなのに４桁になったり。でも最後はちゃんと７、７、７でちんじゃらちんじゃら！
久しぶりに思いっきり笑いまくりの２時間であった。
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